dMaker DD とは
dMaker DD は、dMaker アプリのための特別な機能を持ったクラウドサーバーです。
一般的なクラウドファイルサーバーとの大きな違いは、dMaker DD がファイル管理の段階で(実際にファイルを開く前に)ファイル内の多くの有用な情報を一覧項目として表示することができる点です。
* Windows エクスプローラは[名前] [更新日時] [種類] [サイズ] 等の数少ない情報でファイル管理をしますが、dMakerDDはその超進化型ということができます。
dMakerDD で表示される多くの一覧項目の1個1個にはフィルタ機能が装備され、複数の項目に同時に絞り込みをかけて目的のデータ一覧を素早く画面上に表示したり、更にそれを並べ変えたりすることができます。
dMaker DD にはいくつかのタイプがありますが、それは、dMaker アプリが dMaker DD に渡す情報がアプリ毎に異なるからです。受け取る側の dMaker DD もそれに準じて異なるタイプが必要となります。
dMaker DD タイプ
dMaker アプリ(業務) | dMaker DD タイプ |
---|---|
dMaker SLS (販売) | DD-1205 |
dMaker SCH (プロジェクト日報) | DD-1201 |
dMaker REP (報告書) | DD-1151 |
dMaker WD(ワード文書) | DD-1101 |
dMaker EX(エクセル文書) | DD-1101 |
dMaker PP(パワーポイント文書) | DD-1101 |
その他 | |
一般的なクラウドサーバーとの比較(ファイル管理)
通常多くのクラウドサーバーは、Windows のエクスプローラによく似た形式のファイル管理を行います。Windows エクスプローラがあまりに “有名” すぎ、”あたりまえ” のこととして、何ら違和感なく日常的にこれを使っていますが、実は、ファイルやフォルダの数が大量になると、過去に作成したファイルを探すのが大変になります。探すための主な手掛かりは 「名前(ファイル名)」と「種類(ワード、エクセル・・)」だけです。あとは、思い当たる文言で検索するという手段も残されていますが、多くの人が、似たような名前があちらこちらのフォルダに存在する(ファイルコピーによって同じ名前のファイルが複数存在)現象によって悩まされることになります。
dMaker アプリは、ファイル内の有用な情報を自動的に収集し、項目に振り分けて dMaker DD に渡す機能を持っています。最新の dMaker SLS(販売管理)の場合は20以上の項目にわたる情報を、dMaker DD (タイプ 1205)に渡します。dMaker DD は、受け取ったこの情報をもとに画期的なファイル管理を実現しているのです。
比較図
エクスプローラタイプのファイル管理は以下のような形で行われます。

dMaker DD のファイル管理は以下のようになります。

dMaker DD ができること
dMaker DD のファイル管理機能は他のファイル管理方法とは一線を画しています。例えば、dMaker DD と dMaker SLS(販売管理アプリ)を組み合わせて利用すると以下のようなことが可能になります。
● ある担当者の今月に発行した見積書の一覧を表示する
● あるお客様に今年になってから発行した(見積書、納品書、請求書など)の一覧を表示する
dMaker DD オプション
dMaker オプションサービスを契約すると、例えば以下のようなことが可能になります。
● 担当者別の今年度月別請求金額合計の一覧(売上一覧)
● 年月別‐お客様別の請求金額合計
→ この一覧をPDF出力して売上台帳(補助簿)として利用することもできます。